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サステナビリティ・ブランディング【Weekly News#3】
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サステナビリティ・ブランディング【Weekly News#3】

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はじめに

おはようございます!
マーケティング担当の糸井です。
6月も最終週。本格的な「夏」がやってくる前に、蒸し暑さに慣れる1週間にしたいところ・・・。
ジメ~っとした日が続きますが、気持ちは明るく!!
今週もサステナビリティ・ブランディング「Weekly News」をお届けします!
第3回は、「ピジョン」と「ロート製薬」の2本です。

ピジョン~1年かけて社員と共に作り上げた「新しい育児制度」

【概要】
ピジョンは、共働きや時短勤務、テレワークなど、働き方の多様化に伴って、2022年3月から新たな育児制度の運用を始めました。新たな育児制度は、人事が一方的に構築するのではなく、実際に制度を使う社員の思いを尊重した内容になるよう、有志のメンバー28名と共に、意見交換やアイデア出しのワークショップを重ね1年かけて作りあげたということです。
男性育休取得率100%の実績があるなど、元々育児制度が充実しているという声が多かったというピジョンですが、今回の改定でさらにフレキシブルな働き方ができる制度になったことで、「働きやすくなった」という声や「男性社員からの配偶者の妊娠報告」があるなど社内では評判だということです。

【注目のポイント】
私はこの記事を読んで感じたことが3つあります。
①「サステナビリティ」と聞くと、ついついCO2やプラスチック削減といった「環境配慮」という視点に行きがちです。もちろんそれらも必要なことなのですが、一方で「人が長く働ける環境を作る」「イキイキと仕事ができる」というのも重要なサステナビリティに当てはまるというのを忘れてはいけません。

②そして、ピジョンでは実際に利用する社員が愛着をもてるような制度にするため、社員を巻き込んで育児制度を作ったのもポイントです。現場社員を巻き込めば巻き込むほど、多様な意見が出されるでしょうし、制度設計に向けてのハードルが上がっていきます。それでもあえてその道を選ぶ。せっかく作った制度が社員に利用されない、浸透しないといったことを回避することに繋がってくるのではないでしょうか。

③今回の制度改革はあくまで社内の出来事です。このような内部での出来事を事細かに社外に発信することで、多くの企業の参考になりたい。育児を生業とする企業として「女性だけでなく、男性も「育児」と「仕事」の両立を果たせる社会にする」という大きな社会課題に向かって踏み出している意思の強さを感じました。

ロート製薬~「使いやすさ」を突き詰めた先にみえたサステナビリティ商品

【概要】
ロート製薬は化粧品の詰め替えパックが当たり前ではなかった時代から「肌ラボ」で詰め替え商品をいち早く手掛けるなど、環境に配慮した取り組みを続けています。
この記事では、医薬品に位置付けられる目薬「ロートCキューブ」の添付文書レスへの取り組みを紹介。「目薬の箱は畳みづらくて捨てにくい」という消費者目線に立った意見を吸い上げた結果、ただ開けやすく、畳みやすくしただけではなく、箱の内側に用法・成分・使用上の注意を記載した添付文書を印刷。消費者からも「捨てやすい」と評判を受けただけではなく、結果的に「サステナビリティ」に繋がる商品を作ることができたという内容です。

【注目のポイント】
環境配慮の風潮が高まっているため、優先順位として「環境」を一番に考える(考えざるをえない・・・)場面も多いかもしれません。しかし、「エコな商品を出した」というアピールだけでは、消費者の心を掴みずらいというのも現実・・・。
サステナビリティ活動と同時にファンも増やしていくためには、消費者にとってのベネフィットが何かを見つけ出すことにつきるかもしれませんが、難しさも感じます。ロート製薬では、ベネフィットを見つけ出す場として「ユーザビリティにたったワークショップ」実施し、顧客の気持ちで他のグループ商品に対し「愛あるダメ出し」を行っているそうです。徹底して消費者の使いやすさを追求し続けることが一つの答えになるかもしれません。

また、ロート製薬では高齢者や障害を持っている方でも使いやすい商品を開発するために、ダイバーシティ視点にたって商品を使うワークショップを行うそうです。どこまでもユーザビリティ起点で社会課題解決に向かっていく。企業のサステナビリティ活動推進のために、忘れてはならない思想ではないでしょうか。

今週も2つのニュースを紹介しました。
サステナビリティ・ブランディングに取り組まれる皆様にとって少しでも役にたっていれば幸いです。

つくづく「サステナビリティ」の概念はとても広く感じます。広く、壮大なテーマだからこそ、自社らしいサステナビリティを自社らしい方法で実行し続けることが「選ばれる企業でいる」ポイント。

「選ばれ続ける企業でいるためにはどうしたら良いか」私たちと一緒に考えませんか?


みんなにも読んでほしいですか?

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